ブレイキング・バッド シーズン2 第9話より:

out of the woods
困難や危機的状況を脱する、危険を免れる


どうにか知恵を絞り、荒野から生還したウォルターとジェシーは
ひとまずまたお互いの日常へと戻っていく。

そしてウォルター自身が悪い結果を予感していた精密検査は
意外なことに“寛解(remission:ガンの兆候が消滅すること)”という診断を得る。

この結果に大喜びの家族に対し、医師がさらに説明を行うシーンからです。

Now, with these results, we’re not completely out of the woods.
この結果からはまだ、完全に危機を脱したとは言い切れません。(医師)

But now at least we have some options.
しかしここからの選択肢は増えました。(医師)

The most important of which is time.
重要なことは延命です。(医師)

We’ll have more to discuss in the next few weeks,
詳しくはまた来週話し合いたいと思いますが、(医師)

but for now, I’d say that you folks have earned some celebrating.
今はとにかくこの結果をお祝いしてくださいね。(医師)


out of the woods は「困難や危機的状況を脱する、危険を免れる」ということで
woods は森を意味しますので「森を抜け出す=危機を脱する」という解釈になっています。

for now 「今日のところは、さしあたり」。

have earned ~「~を受ける権利がある、~してしかるべき」ということで
you folks have earned some celebrating は
「あなた方は(頑張ったのだから)お祝いしてしかるべきですよ」となります。

have earned を使った表現としては、前に紹介した deserve にも似た意味で

You’ve earned it.
(頑張った結果の賞賛や報酬などを)当然受ける権利があるよ。


という言い方もあります。

また deserve を使った会話例としては
What did I do to deserve「(示された好意に値する)どんなことをしたかな(恐縮の気持ち)」
we deserve to know「僕らには知る権利がある」などもありました。



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